天空率が使えることが判明!

この記事は、天空率が使えないことが判明!の続きです。

東側デザイン

当初はこのデザインでした。
天空率と北側斜線制限しかし、天空率が使えないために、赤丸の部分が北側斜線制限を受けると言われました。
これが理由で、デザイン変更を余儀なくされました。

そこで私としては、この日の打ち合わせの前に、北側斜線制限を受けないデザインとして、以下のものを作ってみました。
新しい東側デザイン2

ところが、この日の打ち合わせでは、「使う敷地の範囲を変えることによって、天空率が使えるようになりそうです。」とのことでした。
ということは、当初のデザインで行けることになりました。

安心した気持ち半分、無駄骨を折った気持ち半分でしたね。

無駄骨ではなかった!

北側斜線制限を受けないための妥協案で作ったデザインですが、なかなか悪くないと感じました。
この日の打ち合わせは、担当営業マンとともに建築士の先生にもご参加いただきましたが、お二人とも、妥協案デザインは結構良いとのご感想でした。

そのようなことで「当初のデザインとどちらにするのか?」の検討に入りました。

一生懸命検討していたのですが、1つ気付いたことがありました。
それは、「天空率が使えるのなら、北側斜線制限に沿ってパラペットを削る必要がない」ということです。
北側斜線制限と天空率

そこで、画像処理ソフトを入れたパソコンを持って打ち合わせを行っている私としては、担当営業マンと建築士がお話をされている時間を使って、以下のデザインを作ってみました。
天空率が使える色が付いたもので見てみても、結構良いです。
むしろ、重さが取れてスッキリした印象があります。

当初のデザインは、迫力があるところが良い点でしたが、重さを感じていたのも事実です。
それに比べて今回のデザインは、白い壁が横に伸びた感じで、洗練された印象を受けました。
担当営業マンと建築士も同様のご感想だったので、新しいデザインに決めました。

新しいデザインは、「天空率が使えない」という問題を聞かされなければ、生まれてきませんでした。
トラブルのおかげで、良い方向に向かわせてくれました。
こんなこともあるんですね。
一層、気に入る家になりそうです。