オール電化を導入すべきか?
このページでは、ウチがオール電化を入れるかどうかを検討した記録を書いてみます。
オール電化の結論を出すまでの考え方
オール電化のメリット・デメリットから考えてみる
オール電化の一般論的なメリットやデメリットは他のサイトさんに任せるとして、ウチの実例として重要なメリットとデメリットは以下のとおりです。
オール電化のメリット
- ライフラインが止まっても、太陽光発電を行っていれば、日中はすべての電化機器が動かせるため、むしろ災害に強いと考えられる
- 水道が止まっても、エコキュートのタンクの水が使える(飲み水には適しませんが)
- IHクッキングヒーターの掃除が楽
- ガスの基本料金が削減できる
- 外出時にガスの元栓を気にしなくていい
オール電化のデメリット
- エコキュートの騒音問題が心配
- エコキュートの湯切れを心配しながら生活するのが面倒
- スマートライフプラン(オール電化用プラン)で夜間電力を安くした場合、「電気を使うなら夜間でないと」という意識が働き、気持ちの面で窮屈な生活になる
- お風呂の追い炊きはガスのほうが高機能
- ガスを使わない生活を体験したことがないため、電気一本で生活していくことに漠然とした不安がある
こう見ていくと、機器のお手入れと災害時にはオール電化が有利のように思いました。
しかし、ここでは結論を出さずに、以下の内容も検討しました。
お金の面だけで考えてみる
メリット・デメリットはひとまずおいといて、オール電化に関するお金の面だけで考えてみます。
導入費用(イニシャルコスト)
細かな計算はしていませんが、オール電化でもガス併用でも、導入費用はあまり変わらないと考えました。
オール電化で考えると、IHクッキングヒーターやエコキュートは高いですが、その分、ガスコンロや給湯器の他、ガス工事(ウチの場合は34万5千円)が不要になります。
なので、導入費用は検討事項から外しました。
運用費用(ランニングコスト)
まず、オール電化にするなら、スマートライフプランのプランで契約します。
ここで簡単にスマートライフプランの料金体系を説明すると、以下のような形です。
時間帯 | この記事を書いている時点での料金 |
---|---|
夜間時間(午前1時から午前6時) | 17円46銭 / 1kWh |
昼間時間(午前6時から翌日午前1時) | 25円33銭 / 1kWh |
普通の方が起きている時間帯は高く、寝ている時間帯は安い形です。
ということは、起きている時間帯の電気をなるべく買ってはいけないですね。
そこで、起きている時間帯は太陽光で自家発電した電気を使えば良いわけです。
そうすれば、割高な時間帯の電気を買わずに済みます(完全な曇りや雨の日はあきらめるとして)。
ウチでは、この考え方で行くことにしました。
ただ、この考えが固まった段階では、屋根形状の問題で、太陽光パネルが載るか載らないかが未定の状態でした。
結果的には、太陽光パネルが載る状況になったため、オール電化を導入することにしました。
【関連項目】太陽光パネルを設置すべきか?