太陽光パネルを設置すべきか?

太陽光パネル設置すべきか

最初は太陽光パネル設置をするつもりでした

最初は、投資目的で太陽光パネルを設置するつもりでした。
ですので、必ず10kw以上の全量買取でいくつもりでした。

ウチの場合、屋根形状をJアーバンコートのような差し掛け屋根(斜めの屋根)にすれば、10kw載る設計が可能でした。
ですので、当初からしばらくは、差し掛け屋根ありきの外観デザインで打ち合わせを進めていました。

太陽光パネル設置を考え直す

本来は陸屋根(平たい屋根)にしたい希望がありました。

その希望が捨てきれず、住友不動産の担当営業マンに相談したところ、メーカーをカナディアンソーラーからシャープに変えれば、可能だとのことで調べていただけました。
※ 住友不動産で採用できる太陽光パネルメーカーについてはこちら

陸屋根であれば、屋根全面に太陽光パネルを載せられると思い、素人考えで10kw以上載るかなと思っていました。

ところが、シャープに太陽光パネル設置プランを作っていただいたところ、陸屋根だと8kwしか載らない結果になりました。

でも、元の差し掛け屋根だと、デザイン的に悪くはないですが、あまりしっくりこない。

そこで、「太陽光パネルを設置するのか?」という根本のところから考え直すことになりました。

投資としての全量買取を疑う

「太陽光パネルを設置するのか?」の前に、投資として全量買取にこだわるべきかを考え直しました。

2015年6月までは「利潤に特に配慮する期間」として、全量買取の売電価格は特別に29円/kWhでした。
しかし、現在はその期間が過ぎており、この記事を書いている時点の売電価格は27円/kWhです。

ここで大切なのは、金額よりも、「今は利潤に配慮されていない期間だ」という点です。
要するに、おいしい時期を過ぎていますので、急いで設置するよりは太陽光パネルの性能向上を待ったほうが得策だと考えました。

以上の考え方から、投資としての全量買取にこだわるのはやめました。

太陽光パネルを設置するのか?

結論は以下のとおりです。

太陽光パネルの都合よりも、屋根形状のデザインを優先する。
その結果、太陽光パネルを設置できる屋根形状になるのなら、可能な限り設置してみる。
逆に、設置できない屋根形状になるのなら、それで構わない。

おそらく、当初の差し掛け屋根にカナディアンソーラー10kwを載せる場合の見積もりが300万円弱でしたので、無事に運用できたら、元は取れたと思います。

しかし、カナディアンソーラーでは、落雷やヒョウなどの自然災害で壊れた場合は保証されないとのことで、元が取れない可能性も十分にあります。
また、屋根のデザインにも不満が残りますので、たとえ太陽光発電で利益が出たとしても、どこか腑に落ちない気持ちになると思いました。

それらの点を考えれば、上記の結論くらいでちょうどいいと思いました。