1/50図面プラン打合せ第1回
建物実物の1/100の大きさの図面での打ち合わせが終わると、1/50図面での打ち合わせに移行します。
1/100図面は住友不動産の社内で作成されていましたが、1/50図面は外部の設計事務所での作成となります。
ただし、設計事務所に丸投げではなく、1/100図面を作成した設計者が、最終的には1/50図面のチェックを行います。
ウチの場合、1/100図面でキッチリ煮詰めた打ち合わせをやっていますので、1/50図面はあまり時間がかからないと思われます。
東側からの外観
変更を依頼したわけではないですが、1/100図面のときと印象が大きく変わりました。
そこで、「1/100図面で決めた外観」と「今回の1/50図面で出てきた外観」とで比較した画像を作ってみました。
【左側】1/100図面で決めた外観
【右側】今回の1/50図面で出てきた外観
この画像では、わかりやすく比較するために、縮尺を同じくらいにして、赤色で横グリッド線を入れてあります。
ご覧いただければ一目瞭然ですが、1/50図面は、塔屋(建物右側)がやたら高い位置に来ていることがわかります。
また、ヒサシの位置(建物左側:ガラスマリオンとの重なり具合)も結構違います。
1/100図面では、「塔屋の屋根の高さ」と「斜め屋根の高さ」が同じくらいになっており、これが良いバランスだと感じていました。
しかし、1/50図面ですと、そのバランスが崩れています。
この件は、後日に詳しく事情をお聞きし、打ち合わせを行うことになりました。
小屋裏部屋の収納
全館空調を入れるために小屋裏に大きなスペースを設けましたが、この一部を収納で使えないかどうかが保留になっていました。
結論としましては、4~5畳くらいの広さで収納として使えることになりました。
なお、小屋裏部屋に上るためのハシゴは、パナソニック製のものです。
パナソニックでは、以前は電動ハシゴもあったようですが、すでに廃番になってしまいましたので、手動のハシゴしか選択できませんでした。
新たな要望
2階の書斎や主寝室から、1階のLDKまで、とても遠いです。
片道徒歩1分くらいかかるみたいです。
これをもっと時短できないかと思い、担当営業マンに相談したところ、以下の話があがりました。
- 外階段を作る
防犯上よくないとのことでした。 - 建物を大きくして階段を作る
費用が数百万アップするため、無理でした。 - WICを吹抜にして、避難用ハシゴでトレーニングルームと昇り降りできるようにする
追加費用もなく実現できるとのことでした。
ということで、WIC(ウォークインクローゼット)を吹抜にすることで一旦話がまとまりました。
やっぱり元通りに
吹抜をやめて、元の状態に戻すことにしました。
理由は以下のとおりです。
- 出し入れに手間がかからないハシゴが見つかりませんでした。
遠回りでも、階段を歩いてしまったほうが手間がないように思えました。 - ハシゴの出し入れ時や昇降時に壁に傷を付けてしまうリスクを回避したいと思いました。
- 収納スペースやトレーニングスペースを広く有効に使いたいと思いました。