太陽光パネルの設置場所は?

太陽光パネル設置場所
住友不動産の戸建に太陽光パネルを採用する場合の設置場所について、以下の説明を受けました。

屋根に設置

屋根形状によって、事情が変わります。

陸屋根

普通のJアーバンは陸屋根(平たい屋根)です。
カナディアンソーラーの場合、木造の陸屋根だと太陽光パネルは設置不可とのことでした。
一方、シャープは設置できます。
ただし、架台が必要なために、その費用が掛かります。

なお、上記2社以外で選ぼうとすると、住友不動産とは関係のない工事業者に自分で依頼することになります。
その場合、屋根の防水保証がなくなります。

差し掛け屋根・切妻

Jアーバンコートは差し掛け屋根(斜めの屋根)です。
差し掛け屋根であれば、何の問題もなく太陽光パネルは設置可能です。
この話であれば、Jアーバントラッドのような切妻屋根も問題ないでしょうね。

寄棟

Jレジデンスのような寄棟でも、当然ながら太陽光パネルは設置可能です。
ただし、カナディアンソーラーだと、無駄なスペースができてしまって、スペースがもったいない状態になります。

野立て

野立てとは、地面に架台を設置して、その架台の上に太陽光パネルを設置する方法です。
野立てでも、太陽光パネルは設置できます。
ただし、架台が必要なために、その費用が掛かります。

野立てと屋根は別経路

屋根と野立ての両方に太陽光パネルを設置したいと言ったところ、別経路になると言われました。
別経路とは、具体的には以下のとおりです。

  • 屋根と野立てを合わせて10kw以上にして全量買取にしようとしても、それはできません。
  • 屋根と野立ての両方に対し、パワーコンディショナーがそれぞれ1つずつ、合計2つ必要になります。

傾斜地

ウチの土地は傾斜地が含まれており、使い道もないため、太陽光パネルを設置したらどうかと考えました。
しかし、住友不動産の担当営業マンからは、「やったことがありません」とのことで、あまり良い回答は得られませんでした。

そこで、自分自身で調べたところ、架台を設置するための造成が必要な場合が多いようです。
造成して、架台を設置して、というところまでやると、おそらく元が取れなくなるでしょうね。
なので、傾斜地に太陽光パネルはあきらめました。

カーポートに設置

カーポートの屋根に太陽光パネルを設置しているハウスメーカーがあります。
残念ながら、住友不動産ではこれができません。
やるとしたら、自分で太陽光パネルの重みに耐えうるカーポートを設置して、自分で太陽光発電の工事業者に依頼することになります。