長期優良住宅の認定を受けられる?

長期優良住宅とは、良好な状態で長持ちさせるための必要な基準を満たした住宅のことをいいます。

住友不動産の戸建が長期優良住宅の認定を受けられるかどうか?
答えを端的にいえば、下記の場合を除けば長期優良住宅の認定を受けられます

長期優良住宅の認定が受けられない場合も

長期優良住宅の認定を受けられない場合があります。

それは、住宅建築する際に、都市計画法53条の許可が必要な場合です。
この意味は、土地区画整理事業の計画区域内に住宅を建てる場合を指します。
土地区画整理事業とは、道路や公園などの公共施設を整備して、その区画の改善を行うような事業です。

そのような計画がある区域内に住宅を建てた場合、事業が始まったら、取り壊される運命になります。
要するに、その住宅が長期間存続できない可能性があるということです。
そのため、建てる住宅が構造的に長期優良住宅であっても、その認定が受けられないことになっています。

ウチは長期優良住宅ではありません

ウチは、土地区画整理事業の区域内に住宅を建てましたので、構造自体は長期優良住宅と違いありませんが、その認定は受けていません。

将来追い出される心配はないの?

ここからは長期優良住宅とは関係ありませんが、土地区画整理事業が実施されたときには、いわゆる立ち退き料をもらって、出ていかなくてはなりません。

ただ、計画された土地区画整理事業が絶対に実施されるかというと、そうではありません。

このようは話は、役所で確認できます。
ウチが買った土地では、一応は計画されたものの、約50年間放置されており、現在も完全に未定の状態です。

また、土地探しの時点で候補にしていた土地でも同じようなことがあり、役所の方は「少なくとも私が退職するまでは動かない」とおっしゃっていました。

そのようなことから、土地区画整理事業の計画区域内の土地の購入を検討している場合、役所に確認すれば大丈夫です。
仲介業者や売主も知っているでしょうから、まずはそちらから聞いても良いでしょう。