全館空調打合せ第1回
全館空調の間取り図
この日が、はじめての全館空調の打ち合わせです。
そして、全館空調の工事業者さんと初顔合わせです。
なお、全館空調の打ち合わせは、間取りがほぼ固まった段階から行われます。
なぜなら、「ダクトスペースをどこに取るのか?」など、間取りが決まっていないと決められない話が多いからです。
住友不動産で導入可能な全館空調メーカー
住友不動産では、以下のメーカーの全館空調が導入可能です。
- アズビル 商品名:きくばり(最高6馬力)
- デンソー 商品名:パラディア(最高5馬力)
このうち、全館空調を入れるのであれば、アズビル一択でした。
理由は、ウチは床面積の関係で6馬力が必要だったからです。
また、業者さんが言うには、アズビルのほうが安く入れられ、性能面はほぼ変わらないとのことでした。
なお、アズビルとデンソーの比較については、以下のページに書いてあります。
全館空調を入れるかどうか?
この日の打ち合わせでは、まだ全館空調を入れるとは決めていませんでした。
間取りに影響が出ず、費用がバカ高くならないのであれば、入れようと思っていた段階でした。
間取りへの影響・費用
全館空調は、屋根の形によって、間取りが大きく変わってきます。
ウチでは、途中から陸屋根(平たい屋根)でプランを作っていました。
しかし、陸屋根だと小屋裏が狭くなるため、小屋裏設置タイプの「きくばりr」(6馬力)が設置できません。
そのため、床置きタイプ(機械室が必要)で馬力が低い「きくばりe」を1階と2階に1台ずつ置かないといけなくなりました。
そうなると、全館空調2台分ですから、全館空調の導入費用がすごい金額になります。
ウチの場合は、5,641,920円という、とんでもなく高い見積りが出てきました。
しかも、陸屋根だと、ダクトスペースを取る関係で、2階の天井が下がってしまう部分がいっぱい出てしまいました。
そんな状態ですと、全館空調を導入できないですよね。
そもそも、お金の面で無理です。
なので、屋根の半分を切妻みたいな斜めの屋根にに変えることになりました。
それなら、小屋裏タイプの「きくばりr」が設置できますので、1台分の費用で済みますし、天井が下がってしまう部屋も減りますし、機械室がなくなって有効面積も広がります。
次回の全館空調の打ち合わせでは「きくばりr」を設置することを前提として、お話を進めていくことになりました。