インテリアコーディネート第1回

実施設計と仕様の打ち合わせが終わった後は、インテリアコーディネートになります。

ここからは、インテリアコーディネーターさんとの打ち合わせになりますが、担当営業マンにも同席していただきました。

インテリアコーディネーターさんは、住友不動産シスコンから業務委託を受けている方です。
おしゃれな感じで、お話もしやすくて、新しいアイデアも持ってきてくださって、とても良い方でした。

詳しくは以下のとおりですが、仕様打ち合わせで決めたことを変更したり等、仕様打ち合わせとインテリアコーディネートの境界がよく分からない感じでした。

どのような住まい方をするのか?

最初にこの質問をするのが定番のようですが、何を答えていいのか分かりませんでした。
とりあえず、家族構成や在室時間などを答えました。

玄関の鏡の位置変更

玄関正面の鏡
上図の赤色の部分は玄関から入って正面のところですが、ここに鏡を設置する予定でした。
しかし、この点だけは「絶対にやめたほうが良い」と強く否定されました。
理由は、風水的に絶対NGだからです。
「中に入る気を反射してしまう」とのことです。

私は風水なんて気にしていませんでしたが、やさしい雰囲気のインテリアコーディネーターさんがそこまで強く否定するならということで、玄関正面に鏡を設置するのはやめることにしました。
風水を気にするお客さんが来たときにも、印象が悪いですしね。

代替案

では、玄関のどこに鏡を設置すればいいでのしょうか?

検討した結果、位置は玄関入って右側に設置することになりました。
ただ、細かい設置場所・鏡の大きさ・鏡の枚数等は、インテリアコーディネーターさんが次回までに考えてくださることになりました。

エコカラットの位置変更

エコカラットの位置
「エコカラットの位置を、玄関ドアから入って正面のところに集中させたほうが生きると思いますよ」とご提案をいただきました。
これは本当にそのとおりだと思いました。
もう、ウチと担当営業マンは、この家のことを考えすぎて煮詰まっていますので、新しいアイデアがなかなか出てこない状況の中、とても良いご提案をいただきました。

そこで、上図のとおり、階段下収納のドア付近にあったエコカラットを、玄関ドアの正面のところに移動することにしました。

和室の板の間の素材変更

当初、担当営業マンのすすめで、和室の板間(床)をヒノキで作ることにしていました。
その点、インテリアコーディネーターさんからは、バンブーをご提案いただきました。

このご提案に対し、担当営業マンもバンブーが良いとおっしゃっていました。
そのため、一応現物を見てみてから決めるという前提の中、バンブーに変更する方向性になりました。

事務室の床変更

事務室の床は、当初はダークウォールナットのフローリングで決めていました。
その点、インテリアコーディネーターさんからは、タイルカーペットをご提案いただきました。

事務室なので、コード類がたくさん発生します。
タイルカーペットにすると、そのコード類をすっきり隠せるとのことでした。

事務室と言えども、お部屋はすっきりしていたほうがいいですよね。
なので、このご提案も採用することにしました。

ガラスマリオン

クリアタイプのガラスマリオンを選びました。
ガラスマリオンの詳細は下記ページで解説しています。
⇒ ガラスマリオンの種類は?

トイレ

当初入れる予定だったものではなく、サティスをご提案いただきました。
1基あたり8万円ほど高くなるようですが、見た目がすっきりしていて、スマートリモコンも設置可能ということで、サティスに決めました。

色は白で決め打ちです。
中には、「白だと病院を思い出すのでイヤ」という方がいるようですが、ここは普通に白で良いと思いました。

キッチン

キッチンはレジデンシャルスタイルを発注しています。

天板

天板はサファイアブラウンにしました。
Jレジデンスのモデルハウスで見たときから決めていたものですので、何の迷いもありませんでした。

脱臭機能

レジデンシャルスタイルとは関係ありませんが、キッチンに脱臭機能が欲しいと思いました。
理由は、家族が「もつ煮込み」を作ると、臭いがものすごくなるからです。
しかも、全館空調の家ですので、ダクトを伝って、もつ煮込みの臭いが家中を駆け回ります。

その他、キムチ鍋を作ったときにも、同じような問題が出ると思います。

その件をインテリアコーディネーターさんに相談したところ、天井埋め込み型のナノイー(パナソニック)を取り付けることを勧められました。
値段次第ですが、取り付ける方向で話がまとまりました。

システムバス

システムバスもレジデンシャルスタイルを発注しています。

壁はベージュ系にしました。

迷ったのは浴槽です。

  • 白一色
  • 黒一色
  • 浴槽内部は白・浴槽外部は各種色のツートンカラー

このうち、ツートンは趣味に合わないため、やめました。

ということで、白か黒のどちらかですが、最初は白にしようと思っていました。
「黒い浴槽って一体なんなんだ?」と思っていましたし、入浴剤を入れても色が分からなくなりますし。

ところが、インテリアコーディネーターさんも、担当営業マンも、おすすめは黒だとのことでした。
理由は、「白い浴槽ならどこにでもあるけれど、黒を入れられる家は限定されるから」とのことです。

それに、ベージュ系の壁と黒い浴槽はとてもカッコいいとのことで、高級ホテルみたいな雰囲気が出るようです。

ということで、考えを変えて、黒に決めました。

洗面台

洗面台もレジデンシャルスタイルを発注しています。

ここはスンナリ決まりました。
浴槽が黒なので、黒に近い色で合わせました。
具体的には、スターギャラクシーです。

⇒ 次回のインテリアコーディネート打ち合わせ(第2回)の様子はこちら