外構計画案

外構工事の時期

ケースバイケースではあると思いますが、原則としては、建物建築のための足場が外れたころからの開始になります。
ウチの例でいえば、内覧会の2週間くらい前から外構工事を開始する予定です。

ただし、建物が建った後では重機が入らなくなってしまう工事は、建物建築前に行います。
ウチの例でいえば、北東側の土の掘削・土留め設置・フェンス設置は、Jアーバン建築開始前に行います。

外構計画

下図のような外構計画を作りました。
外構計画図
これは、Jアーバンの実施設計の段階において作成したものです。
まだ外構業者さんに相談する前の段階ですので、理想論が多く、変更も出てくるでしょう。

以下、上図に沿って、外構計画を記します。

庭1(北面:平坦地)

平坦地の庭は、大部分が建物の北面になります。
この面は、建物の裏側であり、目に付く場所ではありませんので、そんなに立派なものは必要ないです。

ここで大切に思っているのは、以下の点です。

  • 雑草を生やさないこと
  • 管理に手間がかからないこと
  • 費用(特にランニングコスト)がかからないこと
  • 防犯に強いこと(外周フェンスの付近に「ALSOK音砂利」みたいなものを敷いてみても)
  • 虫がわかないこと

庭2(西面:平坦地)

面積がほとんどない場所です。
基本的には庭1と同じ点を大切に思っています。

庭3(北面:上り傾斜地)

2メートル弱の上り傾斜がついている場所ですが、傾斜を登りきった先の平坦地の数十センチメートルのところまでがウチの土地です。

ここについては、もしかしたら建物の角がかかる部分になるので、土を削って土留めを設置し、平坦な状態にしておきたいところです。

庭3だけは先行工事

庭3に関しては、建物建築前の工事になります。
理由は、上記のとおり建物の角がかかる可能性があり、また地形の問題もあり、建物を建てたあとでは重機が入らなくなって工事ができなくなるからです。

庭4(西面:下り傾斜地)

最低限行いたいこと

雑草が伸びたり、雨水が流れたりしないように、グランドカバーをやってみたいと思っています。
あまり伸びず、雨水を吸収してくれるような草が良いです。
これについては、土地整備業者さんの下請業者さんからは、クローバーの種を蒔くことをすすめられました。

見栄え

庭4の傾斜地は、JRと私鉄の2線の電車の中からよく見える位置ですので、見栄えを良くしておきたいところです。

ただし、傾斜地にはあまり費用をかけたくありません(特にランニングコスト)。
それとともに、手間もかけたくありませんので、基本的には手入れ不要なものであることが優先です。

階段設置

ここの土地は、A駅まで徒歩16分です。
ところが、庭4に階段を作ることにより、A駅よりも発展しているB駅まで徒歩10分になります。
一気に便利になりますし、土地の価値も上がりますので、ここに階段を作りたいと思いました。

そこで、階段設置に関して、以下の希望を出しました。

  • 建物デザインに合わせたいです
  • 女性の来客が多いため、ヒールで歩いても安心な状態にしたいです

庭5(西面:下り傾斜地 飛地)

可能なら家庭菜園の場所にしたいと考えていますが、その他の使い道があるかどうかは外構業者さんに相談したいと思いました。

ここの庭を外構フェンスで囲うとした場合、見栄えは気にしません。
頑丈で長持ちし、防犯上も問題ないものにすることで良いです。

通路

道路側から北面の庭に抜けることができる通路ですが、開けたままでは防犯上の問題があります。
しかし、通路の入口をガッチリ囲ってしまうと、将来、自転車や小型バイクの駐輪場にする可能性がある場所ですので、それはそれで不便です。
それらの問題を解消できるようなことを、外構業者さんに相談したいと思いました。

来客用駐車場

屋根なしの来客用駐車場を2台分作ります。
しかし、敷地の一部が傾斜地にかかっています。
そのため、傾斜部分を埋めて、自動車の重みに耐えられることが必要です。

それとともに、雨水を道路側に流すようにすることも必要かと思います。

駐車場の大きさは、普通自動車が入れれば良いです。
大型車に対応する必要はありません。

次は外構業者さんの選定

ひとまずはこの計画をもって、外構業者さんの選定に入ります。

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