インテリアコーディネート第6回

第5回のインテリアコーディネート打ち合わせを経て、第6回は住友不動産シスコンのインテリアコーディネーターさんと一緒に、以下の順番でショールームを回りました。

ウチは事務所併用住宅であるため、オフィス家具の打ち合わせもあります。

今回はそれが中心になります。

hhstyleだけはダイニングテーブルがありますね。

岡村製作所(オフィス家具)

国内最大級のオフィス家具ショールームです。

キャビネット、ミーティングテーブル、ミーティングチェアなどを中心に見ましたが、全般的に作りが良く、良い印象を持ちました。

あと、オカムラといえば、チェアのコンテッサでしょう。

よく、ハーマンミラーのアーロンチェアと比較される商品です。

通常は定価でしか売らないほどの人気商品ですが、住友不動産で家を購入した人は、住友不動産シスコン経由で安く買えます。

コンテッサは、書斎チェアとして検討しました。

肝心の座り心地は、ありきたりな感想で恐縮ですが、かなり良いです。

座り心地に関しては、人によって感じ方が大きく違うので、細かい感想は無いほうが良いでしょう。

機能面ですが、座面が前に出る点が気に入りました。

難点としては、肘掛けがどこまで上がるのかが分からない点です。

上げすぎると固定できずに下に落ちてしまいます。

とはいえ、どこまで上げられるのかは、慣れれば分かってくるようになるそうです。

ガラージ(オフィス家具)

ガラージは、この後に行くPLUSが運営する別ブランドです。

ほぼ別会社みたいな形で運営されているそうです。

ガラージの目玉は、ピンポンワークテーブルです。

普段はフリーアドレスデスクとして使うのですが、卓球ができてしまうという面白い商品です。

卓球台のメーカーと共同開発したというくらいの力の入れようで、テーブルの大きさや高さは本物の卓球台と同じです。

ボールを弾ませてみましたが、本物の卓球台との違いがわからないくらいでした。

おもしろいなあと思って、採用決定です。

PLUS(オフィス家具)

ガラージと同じ場所にあります。

オカムラと比べると、展示品が少なくてあまり参考になりませんでした。

購入を検討していたミーティングチェアも展示が無く、似たようなものも無いと言われました。

仕方ないので、他のミーティングチェアに座ってみましたが、あまりしっくりこなかったです。

hhstyle(ダイニングテーブル・書斎チェア)

hhstyle(エイチエイチスタイル)は、スイスのデザイン家具を中心に取り扱っているセレクトショップです。

ダイニングテーブル

行く前からハラーテーブル(スイスUSM社製)にする予定でした。

しかし、奥行きが75cmというのが引っかかっていました。

狭すぎやしないかと心配していたからです。

実際に見てみても、もうちょっと奥行きがあったほうがいいかなあという感想でした。

とはいえ、許せる範囲だったので、これに決めました。

ハラーテーブルは、シンプルなデザインですが上品さがありますし、特に下の写真の赤丸の部分の処理が気に入りました。シンプルな中でも個性が出ていて、素敵なテーブルだと思います。

天板は黒系のガラスにしました。

なお、納品まで3か月程度かかるそうです。

船便で送られてくるみたいです。

建物の引渡まであと1か月半くらいなので、引渡には間に合いませんね。

ハラーテーブルが届くまでの間は、先日カッシーナで選んできた小さめの丸いテーブルを使う予定です。

書斎チェア

まずは定番のアーロンチェアに座ってみました。

機能満載で良かったのですが、オカムラのコンテッサのほうが私にはしっくりきました。

次に、ID MESH(スイスVitra社製)に座ってみました。

これはとっても良かったです!

座り心地は当然のこと、リクライニングの角度も結構深く行けますし、肘掛けもどこまで上がるのかがすぐに分かりますし、使いやすかったです。

ということで、書斎チェアはID MESHに決めました。

余談

hhstyleの店員のお姉さんが、私が今住んでいる町の隣町出身で驚きました(笑)

Wilkhahn(オフィス家具)

この日に検討する予定だった家具は、上記の流れでほぼ決まりました。

なので、Wilkhahn(ウィルクハーン)は行かなくても良かったのですが、hhstyleから徒歩5分くらいの場所でしたので、ついでに行ってきました。

なお、Wilkhahnはドイツのメーカーになります。

ミーティングチェア

ついでと思っていたところ、面白いチェアに出会いました。

背もたれが横に動くチェアです。

たとえば、片方の肘掛けに肘をかけて、斜めの姿勢になったときに、背もたれも斜めになってくれる感じです。

身体の動きについてきてくれるのですね。

品名でいうと、ONというものです。

従来のチェアは「正しい姿勢で座る」ことをサポートする形になっています。

それに対してWilkhahnのONは「自由な姿勢で座る」ことをサポートするという発想です。

この発想は面白いですね。

座り心地ですが、斜めにならなくても、十分に良いです。

斜めになったら、他のチェアよりも明らかに座り心地が良いです。

一気にほしくなりました。

ただ、リクライニングの角度があまり後ろに行かないので、書斎チェアにするには要望とは合いませんでした。

そこで、ミーティングチェアとして4脚入れることを検討しました。

価格が1脚20万円台後半ですから、4脚入れると100万円を超えます。

これまで検討していたのがPLUSの6万円台のチェアですから、4脚入れると差額が80万円くらい出ます。

明らかに予算的にまずいのですが、Wilkhahnは座り心地がとても良く、発想も良く、お客さんへの話題性も高いため、捨てがたいです。

それに対し、PLUSの6万円台のチェアはショールームに無かったので、どんな座り心地か分かりませんから、買うのはギャンブル的要素が入ってきます。

ここは大いに迷う点です。

ミーティングテーブル

Wilkhahnではミーティングテーブルを検討する予定は無かったのですが、行ったついでに展示品だけ見てきました。

そうしたら、オーダーメイドで作れると言われました。

ミーティングテーブルは、消去法でオカムラにする予定でしたが、天板のサンプルやテーブル脚を見させていただいたところ、オカムラよりも良いと思いました。

製作に細かい気づかいが入っており、インテリアコーディネーターさんもとても褒めていました。

ということで、予定外でしたが見積もりをいただくことになりました。

オカムラとの金額の差が大きくなければ、Wilkhahnにする予定です。

長時間でも あっという間でした

この日は、朝9時30分から始まり、終わったのが17時30分でした。

時間で見れば長時間でしたが、私にとってはあっという間でした。

おそらくこれで、インテリアコーディネーターさんとお会いしての打ち合わせは終わりになると思います。

あとはメールで見積もりと意思決定の連絡を取り合うことになります。