住友不動産との比較で最後に候補から外しましたが、それまでの記録や感じたことのほか、私自身で調べた三井ホームの評判などを以下に記します。
このページは以下の内容で構成されています。
1974年に三井不動産の住宅事業を継承し、設立されたハウスメーカーです。
「ツーバイフォーへのこだわり」「高級志向」が特徴です。
私から見ると、お金持ちだけを相手にしているハウスメーカーのように見えます。
住宅展示場の3階建トロワに入りました。
モノコック構造で建てると決めた段階で、ツーバイフォーの代表格である三井ホームからお話を聞いてみたいと思いました。
三井ホームはツーバイフォー工法専門です。
柱と梁ではなく、木のパネルで立方体を作るように家を建てていく工法です。
モノコック構造であり、地震にはとても強いです。
なお、現在はツーバイフォーと同じ構造で壁の厚みが増した「ツーバイシックス」も取り扱っています。
「M-400」という免震装置があります。
2階建はもちろん、3階建でも設置可能です。
営業マンの話では、震度3くらいから作動してくれるようです。
「VAX」(バックス)という制震装置があります。
ただし営業マンの話では、あまりおすすめしていないとのことでした。
理由は、「三井ホームの家はツーバイフォーのモノコック構造で、地震時の建物のゆがみが非常に少ないため、制震を付けても大きな効果は発揮できないと思われるから」とのことです。
30代後半から40代前半くらいの方でした。
タンパクな感じで、しつこさや押しの強さはありませんでした。
他社メーカーの研究はあまりしていないようで、他社の家と三井ホームを比較しようとしても、話がかみ合わない点がありました。
それ以外は、こちらが聞いたことにはしっかりと答えていただきました。
ミツイカウンターという家づくり事前相談会は、ほぼ毎週末行われていました。
それ以外は、これといったイベントは行われていませんでした。
最後まで住友不動産と比較検討したのが、三井ホームとミサワホームでした。
三井ホームをお断わりした一番の理由は、住友不動産ほどのインパクトがなかったからです。
三井ホームの良さを理解していたとは思いますが、ウチにとっては住友不動産のほうが、より魅力的でした。
あと、三井ホームは値段が高いという評判も気になりました。
その高さに見合う価値を感じられるかどうかが重要ですが、ウチでの評価は、免震が設置可能なこと以外は住友不動産が良いということになりました。
ちなみに三井ホームからは、ウチが住友不動産と契約した数日後に電話が来ました。
「住友不動産と契約しましたので・・」とお伝えし、正式にお断りを入れました。
ウチの場合で感じた、三井ホームのメリット・デメリットは以下のとおりです。
三井ホーム株式会社
東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビル53階
1974年10月11日